不登校は不幸じゃない!親の私がそう思う理由

「子供が不登校」というと、世間では決してよいイメージではないですよね。

我が家は子供が4人とも不登校(園)でして、そういう話になると、大抵の人は顔を曇らせます。

気の毒そうな顔をされたり。

「大変ね~」と言われたり。

「家庭崩壊してる」なんて言われたこともあったかな(笑)

まぁ、そういうイメージだと思います。不登校って。

子供も親も孤独で、社会になじめず、ダメな烙印を押された人・・・みたいな。

だけど、私はそうではないと思っていて。

むしろ、子供が不登校になってから、幸福度がUPしました。

もう、「学校に行かせてた頃はなんだったの!?」ってくらいww

その理由を書いていきます。

不登校は不幸じゃない!親の私が感じていること

うちの子供は、小4と小2で不登校。

6歳の双子は幼稚園の年長で、「もう行きたくない」とのことで、全員フリースクール(サドベリースクール)に通っています。

学校に通っていたときと、不登校になってからのビフォーアフターから、『不登校は不幸じゃない!』と思っている理由を書きますね。

【理由1】子育てストレスが減った

母親つらい

子供が学校に行かなくなってから、母親の私のストレスは激減しました。

どういうことか?

学校に行ってたときは、「宿題やったの?」「支度は終わったの?」「明日は早いからもう寝なさい!」と、子供を管理しなきゃいけないことが多かった。

テストの点数が悪ければ、「ちゃんと勉強させなきゃ!」ってプレッシャーだったし、

担任の先生から、「●●くん、ここができてません」と言われれば、なんだか自分がダメな母親と言われているような気がしてました。

とにかく、子供のことでイライラすることが多かったです^^;

しっかりした子供に育てなくちゃ!

先生やご近所さん、祖父母からみて、素晴らしい子供に育てなくちゃ!

母親としての責務?プレッシャーってやつが大きかったです。

もちろん、それは息子に「学校に行きたくない」と言われたときも、「なんとしても学校に行かせなくちゃ!」ってプレッシャーはありましたよ。

だけど、不登校について人に相談したり、学校以外の選択肢を知っていくうちに、「なーんだ!不登校でもいいな」と吹っ切れたんですね。

そしたら、不登校って、すっごくラクなんですよ~

子供に無理やり宿題やらせなくていいし、テストや通信簿みたいな「お前の子供はここが足りてねーよ!」なんて評価をされないし。

子供に無理やり言うことを聞かせる大変さなんてありません。

他人の評価を気にして、「このままじゃうちの子は・・・」なんて不安に陥ることもありません。

子供のことを、そのまま、ありのまま見れるようになったんですね。

そしたら、子供に対してのイライラが9割ぐらい減りました。(やっぱり1割は怒るけどww)

精神的に健康になったおかげで、毎日気分がいいです♪

【理由2】世界が広がった

子供が学校に行かなくなってから、「学校に行かなくてもいい選択肢」っていうのを知りました。

それは、子供が学校に大人しく行っていたら、出会えなかった世界で。

知らない世界に出会えたことが、知的好奇心の強い私にとっては喜びでした(笑)

「へ~、学校って実は行かなくても法律違反じゃないんだ!」

「遊ばせてるだけで頭の良い子が育つっていう教育論もあるんだ!」

「本当によい人生を歩むために必要なことはコレだったんだ!」

・・・といった具合に、常識だったことがガラガラと崩れていったんですね。

そしたら、今までいた”常識の世界”がいかにチープでおかしな世界だったのか?に気づけて。

今じゃ、不登校の息子に感謝したいくらい、私の価値観はガラッと変わりました。

我慢・忍耐・根性なんて苦痛だらけの世界と決別することができたことで、幸福度がグッと上がりました。

【理由3】親も好きなことができるようになった

不登校のわが子たちは、毎日、思い思いに好きなことをして過ごしています。

その影響で、親の私も、好きなことをして充実した日々を送れるようになりました。

子供がレールから外れることを許すってことは、自分もレールから外れることも許せるってこと。

「本当はやりたくないけどやらなくちゃ!」

「嫌われたくないから、本当は好きじゃない人でも仲良くしなきゃ!」

っていう窮屈な習慣が、自然となくなりました。

やりたければやる!

やりたくないなら、やらなきゃいい!

そう自分を許せるようになったので、ストレスが減りましたね。

一番の変化は、今こうしてブログを書いてることかな。

やりたい!と思ったからこそ、こうして不登校の親向けに文章を書いています。

やりたいことを素直にやれるようになりました。

あとは・・・

私、料理が得意じゃなくて。

ご飯づくりは私にとって苦行だったんですが、「女だからやらなきゃ!女なのに料理きらいなんてダメだ!」って思ってて。

けど料理は、元板前の夫の方が上手なんですよね。

だから、「料理はお願いね~!」と週末は夫に炊事番を任せています。

前は、料理ができない自分にイライラしてたりしてたんですけど、自分のダメなところにもOKを出せるようになりました。

大きな変化です♪

おかげで、1日のうち、楽しい時間の割合が増えていってます。

【まとめ】不登校は不幸じゃないよ!親が吹っ切れれば幸せパラダイス

虹

不登校は不幸じゃないです。

少なくとも、私はそう思ってます。

子供全員が不登校だけど、しあわせ♪

ただ、「不登校は不幸じゃない」と思えるまでには、親が「不登校でもいーや!」って吹っ切れることが大事になってきます。

この壁を乗り越えられるか?

それが、「苦しい世界⇒ラクで幸せな世界」に移る秘訣です。

私も葛藤はたくさんあったけれど、本を読んだり、いろんな人と出会う中で、徐々に突破していきました。

その記録や、どんな考え方をしたら不登校が許せたか?については、このブログに書いていますので、もしよければ他の記事も読んでみてください^^

私たち親の考え方が変われば、『不登校は不幸じゃない』ですよ~