
「学校行きたくない!」
「いーやー(泣)」
とされてしまうと、親としてはどうしていいのかわからないですよね。
うちの双子(女)は、今年から小学生だったのですが、恐ろしいほどの行き渋りを体験しました。
もうね、入学式の前から、断固として「行かない!」って決めてたんですよね。
この記事では、そんな双子の話を書いていきます。
かなりぶっ飛んでるんで、笑い話としてでも聞いてくださいな(笑)
小学1年生双子。行き渋り・登校拒否で、たった4日で学校やめた話(笑)
まず、双子は一番末の子供たちで。
上にお兄ちゃんが二人います。
お兄ちゃん(小5、小3)は完全不登校でして。
小学校のかわりに、近所のサドベリースクールというフリースクールに通っています。
なので、双子も幼稚園の年長からサドベリースクールに通っていました。
幼稚園でも行き渋りがひどかったので、幼稚園やめてサドベリースクールに行かせたんですよね。
「サドベリースクールなら行く!」と言うので。
なので、前提条件として、双子は「学校に行かなくてもいい」ということを知っていたんです。。。
「学校に行きたくない」と主張し続ける我が子。小学校との話合いの末・・・
入学式といえば、親子ともにウキウキしちゃうイベントだと思います。
しかし、双子にとっては喜ばしいことではありませんでした(笑)
小学校への入学準備がはじまり、そろそろ感が高まってくると・・・
「学校に行きたくない!」
「いーやー!」
と全力で主張。
泣き叫んでおりました。
「サドベリースクールがいい!サドベリースクールに行く!」
それが双子の希望でした。
まぁ、こうなることはなんとなく予想できていたので、小学校とも話し合い。
本当は、小学校に一度も行かずにサドベリースクールに通い続けることもできたのですが、先生たちの「せめて小学校がどんなところか知ってほしい」という気持ちもあり。。。
私自身も、「いちおう、学校も知っておいた方がいいんじゃないか?」という想いから、
小学校にお試し登校することになりました。
【最低3日は登校すること】を条件に、双子には学校を体験してもらい、そのあと二人の判断に任せることにしたんです。
学校が意外と楽しくて、気が変わるかもしれないしね。
学校とサドベリースクールの両方通ってもいいし。
双子に”自分で”選んでもらうことにしたんですね。
小学校側も「それでいい」と合意がとれました。
お試し登校!行き渋りがひどい。とにかく行きたがらない(笑)
こうしてはじまったお試し登校ですが・・・
とにかく行きたがらない!!(笑)
入学式の朝は泣いてました^^;
双子の片方は学校に着くと諦めたけど、もう一人は式典の直前まで泣いてましたね。。。
やっとのことで入学式を終えました。
そのあとはコロナの影響で一か月以上、小学校はお休み。
自粛中の臨時開校と、自粛明けの午前日程の授業2日受けました。
双子、学校に行く前は生き渋りがすごく、
「なんで学校に行きたくないって言ってるのに、行かせるの!?」
と、地団駄踏んで怒ってましたね。
とはいえ、学校に行った帰りは笑顔で「楽しかった!」って言ってたんですよ?(笑)
だから、てっきり学校に行く気なのかなぁ~と思いきや、次の登校日は朝起きたときから泣いていて、
「行きたくない~~~」
と主張していました。
幼稚園のときも、逃げる子供を追っかけまわして園服に着替えさせたりと、壮絶な行き渋りを体験しましたが、それがカムバックしてました^^;
ホント、親の私もホトホト疲れ果てました。
お試し期間終了!双子が出した結論は・・・
なんとか4日間学校に通い、大人たちが出した条件【最低3日は通う】をクリアーした双子。
二人が出した結論はもちろん・・・
学校行きたくない!!
「学校もう無理!」
「絶対に行かない!」
「サドベリースクール行く!」
・・・と、意思は固かったです(笑)
これだけハッキリ意思表示したので、小学校に連絡をして、学校はやめることにしました。
まぁ、「学校をやめる」といっても、義務教育なので、小学校に籍はあります。
しかし、学校には通わないし、給食・学年費はストップ。
担任の先生にも、「うちの子は学校に行く気がないみたいです」と事情を説明し、プリントや登校の呼びかけも必要ないことも伝えました。
「うちはこういう教育方針なので。」という形で、無事、不登校となりました(笑)
小1双子が学校をやめて・・・「行きたいとこにいけばいい」と親は思ってますわww
お兄ちゃんたちは、不登校になりたくてなったわけではなかったのですが、
一番末の双子は、望んで不登校になりました(笑)
不登校というと、マイナスイメージがあるかと思います。
だけど我が家は、「これでいいかなぁ~」と思っていたりします。
子供が「行きたくない!」って言ってる場所に連れていくのは、本当に大変!
怒って威圧して連れていったとしても、親は罪悪感が残るし。
子どもも、「行きたくないけど、行かないのは悪いことなのかな?」と、自分を責めてしまう。
いいこと何もないと思う。
本音を書くと、私はお兄ちゃんのときに、無理に学校に行かせて失敗してます。
「我が子のため」と言いながら、やってたことは、子どもの体も精神も壊してしまった・・・っていう、イタイ経験をしています。
世界は広い。
学校が全てではない。
学校が嫌なら、学校以外のところに行けばいい。
全ての人を、ひとつの場所に集めて、「そこでうまくやれ!」っていう方がおかしいのだ・・・
そう、私はお兄ちゃんの不登校を通して学びました。
それゆえに、下の子では同じ過ちを繰り返したくない。
学校の先生には、
「双子ちゃん、友達ともうまくやれてたし、楽しそうだったので、学校でもやっていける子だと思います!」
と言われたけど、うちの判断基準はそこじゃないんでよね。
学校でやってけるか?やってけないか?
じゃなくて、
本人が行きたいか?行きたくないか?
なんだよね。
我が家としては、幼稚園や大学を選ぶような気持ちで、小学校を見ていた。。。
それだけのことです。
こんな考え、なかなか理解されないんですけどね(笑)
だけど、そういう風に学校を見れるようになったら、無理に学校に行かせようと親が悩む必要もないし、自殺しちゃう子供もいなくなると思うんだよね。
行きたいところに行けばいい。
我が家はそんな気持ちです^^