サドベリースクールってどうなの?様子は?実際に通わせてみての感想

サドベリースクール(デモクラティックスクール)って、どうなのでしょうか?

正直、通わせるには勇気がいりますよね。

なんていうか・・・ぶっ飛んでるから(笑)

この記事では、実際に子供4人(小4男・小2男・6歳双子)をサドベリースクールに通わせてみての“本当のところ”を書いていきます。

リアルな様子も書いていくので、ぜひ参考にされてみてください^^

サドベリースクールってどうなの?様子などを書いていくよ

まず、サドベリースクールの簡単な説明から。

こんなところです↓

  • 授業・時間割なし
  • 子供たちは思い思いやりたいことをして過ごす
  • 遅刻・欠席も子供たちの自由
  • とにかく“自分らしく”いられる場所

ハッキリ言って、普通の学校とはかけ離れています。

そして、子供にとっては天国のような場所です!

・・・と、サドベリースクールの基本的な概念はこんな感じです。

これらを頭に入れてもらった上で、我が子の様子や、スクールの状況は・・・

サドベリースクールに通う我が子の様子

笑顔の子供

うちの子供たちがサドベリースクールに通うようになったのは、「学校に行きたくない」という不登校気味の状態になったのがきかっけでした。

学校に行くときは我慢して嫌々行っていましたが、サドベリースクールは楽しみに通っています。

スクール内では、やっぱり各々自由にやっているようです。

小2の次男と小4の長男は、ゲームと、ユーチューブを見ることにハマっているので、ほぼ毎日そればっかりかなぁ~(笑)

switchをスクールに持参しています。

だけど二人とも、ゲームばかりなわけではなくて。

他のスクール生が工作をやっていたり、トランプをやったりしていると、「楽しそうだね!」とフラフラやってきて交じって遊ぶそうです。

勉強は・・・一切してないですね~

6歳の双子は、スクール内にあるおもちゃで遊ぶことが多いようです。

おままごとをしたり、ぬいぐるみで「赤ちゃんのお世話ごっこ」をしたり。

あとは、お菓子・料理クラブの活動で、クッキーを焼いたり、チョコを作ったりしているようです。

朝のミーティングで、みんなで「公園に行こう」と決まれば行くし、ほしいものをスタッフに相談して買い物に行くときもあります。

毎日、本当に思い思いに過ごしていますね。

そして、自由に過ごすことをスタッフさんがサポートしてくれています。

  • お弁当を食べる時間も決まってないので、早弁するのもOK!
  • ハンモックで寝っ転がるのもOK!
  • 漫画を読んでてもOK!

そんな、自由で不思議な空間。

けれども、それで身勝手になるとか、そんなことはなくて。

「みんなで気持ちよく過ごす」ために、話し合いもするし、お互いに配慮もします。

学校のように大人(先生)が管理して「みんなでコレをやる!」という感じではなくて、

子供一人ひとりが考え行動して「お互いに自分のやりたいことをやって、好きな時に一緒に遊ぶ」という感じ

うちの子供たちは、大人に「ああしなさい!こうしなさい!」と言われることに疲れていたので、好き勝手やれる環境を喜んでいますね。

ぶっちゃけ、サドベリースクールってどうなの?親の感想

サドベリースクールについて私が思っていることをぶっちゃけると・・・

“今は”大変満足しています。

学校に行ってたときと比べて、子供たちの表情は明るくなったので。

とくに、小4の長男なんて「もういやだ~!死にたい~!」って泣いて自殺を考えてたのがウソみたい。

無理に学校に行かせずに、サドベリースクールに乗り換えてよかったなぁ~と思ってます。

けれど・・・

サドベリースクールに入学した当初は、不安で仕方がなかったです。

学校復帰をせずに、このままでいいのか?

サドベリースクールは勉強の時間がないけど、みんなと同じことを学ばなくて大丈夫なのか?

将来はどうなってしまうのか?

そんな不安や心配のオンパレードでした(汗)

だけど。

サドベリースクールに入学して、だんだん「この道でいいんだぁ~」と確信を持てるようになっていきました。

理由は、

  • 子供たちが自分のやりたいことに突き進んでいく姿を見て、「やりたいことやれば人生うまくいくよね」と思えた(進学したけりゃ勝手に勉強する日がくる)
  • 自分自身で本を読んだり勉強したことで「普通に学校行ってた方がマズい」と気づいた
  • スクールの運営者を質問攻めにしたことでサドベリースクールの仕組みが理解できた

から。

最初は、

「サドベリースクールってヤバくない?」

「こんな学校って、どうなのよ?」

と疑いの目で見ていたし、学校復帰までの一時的な避難場所として利用しようとも思っていました。

けれど、今ではサドベリースクールの方針に大賛成。

子供たちが自分で「卒業」というまで、ずっと通わせようと思っています。

サドベリースクールに通いだしてからは、今までの自分の常識や、「これがよい」と思っていた子育て方法が間違っていたことに気づかされ、人間として成長する日々です。

私は、サドベリースクールに出会えてよかったし、子供を通わせていて満足しています^^

我が家は、この道でよかったです。

まとめ!サドベリースクールはトコトン自由。子供にとって「自分らしく生きることが幸せ」と思うのであればオススメ

気球

サドベリースクールは、トコトン自由な学校です。

子供たちは思い思いに過ごしています。

学校のように、先生から「これをしなさい!」「あれをしなさい!」と命令されて、やりたくないことをやらされることはありません。

家のように、お父さんやお母さんから、「そんなくだらないことやってないで勉強しなさい!」と、やりたいことを止めさせられることもありません。

自分のやりたいことを、やりたいときに、やりたいだけ、トコトンやれます。

私は、とても厳しい家庭で育ったので、親の顔色を見て育ちました。

やりたいこともやれず、やりたいことが何なのか?もわからずに大人になり、就職もテキトーにしました。

そして、生きがいもなく、向いてないことを一生懸命やらなければならない辛い日々を送った時期があります。

そんな経験から、

「子供のうちからやりたいことをやって、人生をかけられるような“やりたいこと”を見つけられることこそが、人生の幸せだ」

と思っています。

人生が80年だと考えたら、子供時代の20年はあまりにも短い。

そして、大人として働く時間の方がはるかに長い。

だからこそ、大人時代をどれだけ充実感溢れるものにするか?が大事だと思っています。

そして、人間は好きなことをやってるときが幸せ

だからこそ私は、子供たちにはサドベリースクールでやりたいことを存分にやってもらって、「自分が向いてること」「やりたいこと」を見つけてもらう方がいい。

そっちの方が、学校で勉強するよりも遥かに豊かな人生が送れる。

そう思っています。

サドベリースクールは賛否両論があるでしょう。

いいな!と思っても、やっぱりレールから外れることが怖く感じることもあるでしょう。

しかし、もし私のように「やりたいことをやって生きていく人生が豊かだな」と思うのであれば、サドベリースクールはオススメです^^

サドベリースクールについては他の記事にも書いていますので、参考にされてみてくださいね!