
自分の天職って知りたいですよね。
天職がわかれば、生きがいがある人生が送れるというか、楽しくお金を稼げて幸せだなぁ~と思いますよね。
かくゆう私もそう思い、
「自分に合ってる仕事って何なの?」
って探し回った時期があります。
まぁ、いろいろと右往左往した結果、今では「これが天職なのかな?」と思えるようなことをして生活をしております。
この記事では、私が天職がわかるまでに試して失敗した方法や、「こんな考えになったらうまくいったよ~」と成功した方法を書いていきます。
「私の天職ってなんだろう・・・」
「探してるけど見つからない・・・」
そんな風に悩んでいる方の参考になれば幸いです^^
天職を見つけ方!失敗したこと3つ
はじめは、失敗した方法から。
けっこう手痛い失敗をしたにも関わらず、余計に「天職ってなんだろう・・・?」って迷子になったこともありますので、ぜひ参考にしてください^^;
【天職が見つからない方法1】占い
天職に悩んでいたときは、占いを頼ったことがあります。
生年月日占いとか、四柱推命とか、マイナーなとこだと『門』ってやつもやりました。
手相占いもやったかな。
結果からいうと、やればやるほど、「自分は何が向いてるのか?」がわからなくなります(汗)
ひとつ一つの占いの結果は、読んでみて「ふむふむ」となるわけだけど、ハッキリ「あなたはこれが向いてます!」とは教えてくれないんですよね。。。
「あなたはマイペースな仕事が向いてます」
「リーダーというよりサポート的な立場がいいでしょう」
なんて言われても、ピンとこなかったです。
払った鑑定料に見合うリターンはなかったですね~^^;
【天職が見つからない方法2】”強み”診断
強み診断を参考にする人も多いと思います。
私は、人から『ストレングス・ファインダー』を進められ、診断テストを受けました。
こーゆー本なんですけど↓
この本を買うと、強み診断を受ける権利(ウェブ上で質問に答える)がついていて、34個の強みリストの中から自分の強み上位5位を教えてくれるんですね。
そして、本には、「こういう強みを持っている人は、こういう特性があるよ~」ってのが書いてあって、自分の強みを知ることができるわけです。
私も実際にやってみて、自分の強みがわかったわけですが・・・
この強みっていうのが、抽象的すぎて、よくわからん^^;
- 内省
- 調和
- 学習欲
- 未来志向
・・・とか言われても、よくわからなかったです。
で?なに??
となってしまい、私の天職探しは余計に難しくなりました。。。
【天職が見つからない方法3】起業塾
占いもダメ。
強みもよくわからん。
かといって、自分でもやりたいことがわからない。
特技もない。
とてつもなく行き詰まった私は・・・
「あなたの天職を一緒に見つけます」と謳った起業塾に入ります!!
しかも、クレジットカードで50万のローンを組んで(笑)
今にして思えば暴挙だったと思いますが、当時の私は崖っぷち。
自分に合った仕事を知りたいともがけばもばくほど、うまくいかないことにしびれを切らしていました。
「自分ではわからないから、もう人に聞いちゃえ!!!その方がラクじゃん!」
と思ってしまったわけです。
その起業塾では、起業ネタを見つけるために、生い立ちや特技なんかを書かされました。
エクセルのワークシートに、1週間くらいかけて、びっちり書き込んだわけですが・・・
自分でもサッパリ「何をやりたいのか?何が向いてるのか?」がわからない。
それよりも、自分の人生を振り返って、「ひとつも熱中したことがない」というのは、衝撃の事実で。
趣味もなにもなく生きてきて、私の人生ってなんだったんだろう・・・?
って絶望すら感じました。
困り果てた私は、塾長さんに相談。
自分のワークシートを見せて、「あなたは●●に向いてると思います!」というお告げをもらうことにしました。
実際、大多数の塾生たちは、私のようにお告げをもらうコースをたどっていました。
私がいただいたお告げは・・・
『夫婦専門カウンセラー』。
えっ?全然やりたくないんですけど?
人生年表に「既婚」って書いてあるからコレですか?
ってくらい、なんかテキトーにお告げをもらいました(汗)
私としては全くしっくりこないし、「それは絶対にやりたくない!」と本能が言っていたので、丁重にお断りしました。
すると塾長、ブチ切れるww
「は?私の言うこと聞けないんですか?」
と、起業塾を追い出されてしまいました(驚)
50万の返金も一切なし。
今なら訴えてもよかったんじゃないかと思いましたが、「自分の天職を人に頼って決めてもらおうとした罰だ」と受け入れました。
自分の人生の指針を、誰かに決めてもらおうとしても、絶対にうまくいかないです。
私の失敗経験は、それにつきると思います。
天職の見つけ方!成功した方法とその秘訣
お次は、天職探しがうまくいった方法を書いていきます。
私が実際にやってみて、自分に合った仕事を見つけることができたのは・・・
【天職の見つけ方1】人に褒められた部分に着目
起業塾では50万をドブに捨てることとなりましたが、そこで得たものもありました。
塾生同士のやりとりで、チャットを使っていたわけですが、そこで「文章がうまいね」と褒められたのです。
とくに、「わかりやすく説明するのがうまい」と。
調子にのった私は、塾生たちの役に少しでも立てば・・・と思い、
参考図書や塾長の講義を、PDFにまとめて配ったりしました。
それが思いのほか、好評。
褒められたことから、「あれ?もしかして私の得意なことって文章??」と思うようになりました。
そこで、文章の道を進むことに決めました。
天職って、人と比べて努力なしでできる仕事のことだと思っていたので。
人に褒められる道に進めば、それは天職だろうと思ったんですね。
他人から客観的にみて「それはすごい!」と言われたことに着目するようになったことが、天職に出会う道のりをグッと縮めてくれました。
しかし・・・
ここでめでたしではありませんでした。
【天職の見つけ方2】やりたくないことはやめる
文章の道に進もうと決めた私は、いきおいでライター養成講座に入りました。
『文章の道=ライター』っていう、単純な頭だったので(笑)
けれども、ライターの道は予想以上に険しかったです。
「相手のイメージ通りの文章を、相手の指定した納期までに納める」というのが、私にとってはストレスでたまらなかった・・・
相手が欲しいものを提供するわけですから、自分の書きたいことは一切書けない。
期日までに納品しないといけないから、たとえ子供が熱を出して看病で忙しくても、徹夜でなんとかするしかない。
ストレスがどんどんたまっていきました。
もともとは文章を書くのが好きだったのに、文章なんて見たくもなくなりました。
苦痛で苦痛で、しょうがなくなったんですね。
プツン・・・と切れた私は、ライターをやめる決意をします。
体力的、家庭の状況的にも、ライターを続けるのは無理でしたからね。
そして・・・
「文章を書くことを仕事にしたいけど、こんな労働条件は嫌だ!!」
っていうのが、明確になりました。
いやなことはいや!
努力・根性・忍耐の世界から抜け出す決断をしたことが、天職探しの決定打になったと、今では思います。
【天職の見つけ方3】1万時間の法則を意識して選定
ライターをやめた後、私は『自分と向き合う時間』を意識的に作るようにしました。
当時ブックオフで出会った本『1分間の日記で夢は必ずかなう!』に書いてあったとおりに、
- 夢・目標
- やりたいこと
- 今日の出来事
- 今日の感謝
- 今日の成功法則・学びの言葉
を、毎日書き続けました。
夢なんて、何になりたいのかもわからないから、「副業で月収10万」とか、欲望を書いておりましたww
このエクササイズでよかったのは、「やりたいこと」の項目。
「やりたいこと」を毎日考えて、書いているうちに、自分の枠がどんどん広がっていくのを感じました。
私は最初、「やりたいこと」なんてあんまり浮かばなくて。
- お掃除しなくちゃ
- 夕飯の買い物しなくちゃ
とか、やらなきゃいけないことばかり書いていたんだけど、だんだん・・・
- 毎日めんたいこ食べたい
- 世界一周クルーズ行きたい
- 働かずに毎日ゴロゴロしてたい
とか、ちょっとぶっとんだ考えも自然に浮かぶようになったんですね。
そしたら、「仕事も自分の思い通りでいいんじゃない?」と思うようになったんですね。
仕事 = つらいもの・雇われるもの
って概念が消えたわけです。
純粋に、「私の希望条件はなんだろう?それに合った仕事を探そう」と思ったわけです。
このときに基準にしたのは、『1万時間の法則』。
『1万時間の法則』は簡単にいうと、
「どんな凡人でも、1万時間ひとつのことをやり続けたら、その業界で突き抜けた存在になれるよ~」
っていう法則です。
よく自己啓発の本なんかで言われていたりします。
で!
「こんな私でも、1万時間続けられるものを探せばいいんじゃない?それが天職じゃない?」と思ったので、考えてみました。
1万時間っていうと、1日8時間かけたとして3年半。
1日5時間で、5年半。
1日3時間で10年。
とりあえず死ぬまでに1万時間達成できればいいかなぁ~というユルいルールとし、私が決めた天職の条件はこちら↓
- 1日2時間しか働きたくない
- 文章の仕事がいい
- 自分の書きたいものを書きたい
- 人に雇われるのは嫌
- 外で働きたくない
- やめたくなったらすぐにやめたい
- 納期なし。マイペースにやれるのがいい
- 収入は青天井がいい。子供4人養って、なおかつちょっと贅沢したいから
スーパーわがまま!!!(笑)
だけど、これらの条件にピッタリはまる仕事がありました。
それは・・・ブロガー!!
呑気に自分の書きたいことを書きながら、ブログに張った広告から収入を得る。
しかも、収入は頑張れば頑張った分だけ伸びる。
有名ブロガーさんには、月収●百万も稼ぐ人も・・・
そんな、私の条件をパーフェクトに満たす仕事が見つかりました。
それからは、ブロガー街道をばく進(笑)
ブログの勉強をしながら文章を書き続け、最高月収は70万まで行きました(やった~!)
ブロガーが、私にとっての天職だったみたいです。
当然、うまくいかない時期、辛くてやめてしまいそうになった時期もありますが、自分は「これしかない!」と確信があったので、続けて来れました。
最近は、グーグルアップデートとか、そういうので収入が激減しましたが、それでもブログは続けていきます。
だって、楽しいから。
他の仕事に、やりがいを感じないから(笑)
私にとっての天職は、ブロガーだったようです♪
私の場合は、「こんな私でも1万時間続けられることは何だろう?」と真剣に考え、自分でも続けられる条件に合った仕事を選んだことが、天職を見つけるという結果につながりました。
まとめ!天職の見つけ方コツは、人に褒められたところ & 心の声に素直に従う
まとめます。
私が天職に出会うまでにやった方法はこちら↓
- 人に天職を決めてもらおうとするのをやめる
- 人から褒められた部分に着目する
- やりたくないことはやめる
- 1万時間続けられることに的を絞る
自分の人生なので、人に決めてもらったり、教えてもらったりしようとするのはNGです。
私はそれで失敗しましたし、「他人の方が自分を理解している」なんてことはありません。
なにより、人に決められたことって、心の底から納得できないじゃないですか。
「なんか違うと思うけど・・・」
と素直にやってみても、やっぱりずっと納得できないと思います。
振り回されて終わる・・・というか。
だからこそ、やっぱり自分とトコトン向き合うしかない。
周りからみて、自分はどんなところが優れてるのか?
自分は、何が嫌なのか?
自分は、何がやりたいのか?
これらは、最初はわからない。
わからなくて、苦しいと思います。
だけど、とにかく考える。
とにかく、向き合い続ける。
そうするとこで、天職っていうのは見えてくると思います。
「あ、もしかしたらコレかも!」というのがあれば、とりあえずやってみるのもよいと思います。
やはり、どんな仕事が合ってるのか?っていうのは、自分の経験が増えてこないとわからないです。
自分の本音を大事にしながら。
自分と向き合うことを続けながら。
生きてみてください。
私の体験談は以上になりますが、いつか人に「私がこれの天職です!」と胸を張って言えるようなものが見つかるといいですね^^