
フリースクールは、どうやって選べばいいのでしょうか?
どうすれば、子供にあったフリースクールが見つかるのでしょうか?
この記事では、「フリースクールの選び方」と、「いろんなフリースクールがある中で我が家がサドベリースクールを選んだ理由」をお伝えしていきます。
フリースクールの選び方!どんなところに気をつけて選べばいい?
フリースクールを選ぶときに、チェックしておきたいのは以下の4点です。
- フリースクールごとの特徴
- 費用
- 通いやすさ
- 子供の反応
フリースクールもいろいろ!種類を把握しよう
フリースクールと一言でいっても、その内容はスクールによって違います。
- ゆくゆくは学校に戻ることを目的としているスクール
- 子供に任せて自由に過ごすスクール(授業なし)
- 自由時間と勉強時間があるスクール
- 通信制のスクール
などなど。
方針や、内容がバラバラなので、いろんなタイプのスクールを知って、子供に合いそうなところに目星をつけておくとよいでしょう。
しっかり費用もチェック!スクールによってそれぞれ
スクールによって、かかるお金はバラバラです。
我が家が通ってるところは「月3万/家族」ですが、過去に検討したスクールは「月5万/一人」でした。
しかも、入学金が20万くらい必要だったかな(汗)
不登校はいつまで続くかわからないので、家計にムリなく通えるところを選ぶとよいですね。
通いやすいか?遠すぎると力つきる可能性も
通うのであれば、通いやすさも考慮しましょう。
我が家も他県のスクールを検討し、「あ~!絶対にここに行きたい!」と盛り上がったことがあります。
しかし、物理的に考えて通いは無理で、引っ越しを検討しなければいけないくらいだったのでやめました^^;
「遠くても、いいスクールに通いたい!」という気持ちはよくわかりますが、長期的に考えて、無理なく通える範囲になるスクールの方が、親子ともにラクだと思います。
それでも「絶対にここがいい!」というスクールがあるのであれば、いくら遠くても行った方がいいと思います^^
それくらい不登校の子供にとって、適切な居場所を見つけることは大事だと、私は思います。
子供が気に入るか?おためし体験はバンバンしてみよう
さいごに、「子供が気に入るかどうか?」は絶対にチェックしておきましょう。
いくら親が通わせたい場所でも、子供にとって居心地のよい場所でなければ意味がありませんからね^^;
おためし体験できるスクールもあるので、ドンドン体験させて、子供の反応をみるとよいと思います。
我が家もおためし体験を経て、子供に「通うかどうか?」を決めてもらいました。
・・・とうわけで、フリースクールの選び方をお伝えしました。
では!
我が家はどうして、数あるフリースクールの中から【サドベリースクール】を選んだのか?
ここからは、その理由について書いていきます。
我が家の選択!フリースクールの中でもサドベリースクールに決めた理由
私がサドベリースクールを知ったのは、小学2年生の次男の「学校に行きたくない」に悩んでいたときでした。
当時、まだ次男は「母親に言われればなんとか学校に行ける」レベル。
完全に不登校というわけではなく、我慢すれば学校に行けてました。
だけど、週1は休んでいた・・・という頃でしたね。
このときの私はまだ、「なんとか学校に行ってほしい!」という気持ちが満載だったので、とにかくいろんな人に相談してました。
占い師さんに相談したり、子育て講座に参加したり、ネットで見つけたセラピストさんにも「どうしたらいいか?」を聞いてました。
で!
あるセラピストさんが次男の様子を聞いて、
「そういう子だったら、サドベリースクールが合ってるんじゃない?私のクライアントさんの子供で通ってる子がいるよ!」
と教えてくれて、そこではじめてサドベリースクールの存在を知りました。
「サドベリースクール?なにそれ?」って状態だったんですけど、『次男に合いそう』とのことで食いつきました(笑)
次男はもともと我が強くて、偏屈な天才肌・・・という感じで、
「フツーの学校じゃ、この子は伸びないだろうなぁ~」とは思っていたので。(それで過去にフリースクールを検索したことがあった)
調べてみると、サドベリースクールが、我が家の近くにありました。
車で5分くらいの距離だし、路線バスも通っている場所で、通いにもピッタリでした。
それで、さっそく見学に行ってみたんですね。
サドベリースクールを見学!その方針に驚愕した
サドベリースクールは、授業も時間割もないので、「子供がやりたいように自由に過ごす」感じ。
- ゲームしててもOK!
- 寝ててもOK!
- 途中で帰ってもOK!
- 来たくないなら来なくてOK!
この自由さに、私はめっちゃビックリしたんですが。
スクールスタッフの方の「ゲームもYOUTUBEも大事な学び」という言葉に、度肝を抜かれ・・・
自分のそれまでの子育てが、「いかに子供を不自由にし、子供の才能をつぶそうとしていたのか?」に気付かされ・・・
えーっとつまり、「このスクールやばい!(いい意味で)」と思ったわけです。
だけど、「子供に好きなことばっかりやらせてて大丈夫なんだろうか?」という心配もあり、私はまだ、本気で入学させる気はなかったんですよね^^;
けれども、ひとまずお試ししてみなければわからないので、4日間の体験をすることにしました。
決め手は・・・次男が「通う!」と言ったこと
次男は、サドベリースクールがよほど気に入ったようで、体験日を心待ちにしていました。
「あと何日学校に行けば、サドベリースクール?」
そんな風に聞いてくるようになりました。
サドベリースクールに行くのを楽しみに、学校に行く・・・という感じでしたね。
そして4日間の体験の後、次男は自分で「ここに通う」と決めました。
次男が「ここに通う」と決めたので、私も腹をくくって、入学を決めました(笑)
入学金3万・月3万の費用は、決して安くはない金額でしたが・・・
我慢して学校に通っていたときよりも、明らかに元気で活き活きしている次男の姿をみたら、出さないわけにはいかないなぁ~と。
こうして、我が家はサドベリースクールに通うことに決めました。
ちなみに・・・
次男の後、我が家では不登校の連鎖が続き、双子の妹・小学4年生の長男の順番に、小学校と幼稚園に行かなくなりました。
不登校あるあるです(笑)
今では、うちの子供たちは4人とも、サドベリースクールに通ってます。
学校や幼稚園とは違う、やりたいことを満喫できる空間はお気に入りのようで。
私も、子供が毎日楽しそうにしているのを見て、「サドベリースクールにしてよかったなぁ~」と思っています♪
まとめ!フリースクール選びは大変だけど、たった一つ意識してほしいこと
フリースクール選びは、人によっては結構迷うと思います。
通いやすさだったり、子供との相性だったり、お金のことだったり・・・
考慮しなければいけないことがたくさんあって、大変ですよね。
けれど!
我が家の経験から、一つだけ大事なポイントを上げるとすれば、【子供の反応】かなぁ~と思います。
結局のところ、子供がのびのび、活き活きできる環境でなければ、学校に行くのとさほど変わらなくなってしまいますから。
私も最初は、「親である私が決めるものだ!」と思っていたのですが、サドベリースクールのスタッフさんから「大人も子供も決定権は平等であること」を教わって、ハッとしました。
子供の人生ですから、子供が居心地いい場所を選ぶのが一番なんだなぁ~と。
子供が直感で、「ここがいい!」と思った意思を尊重するのが大事なんだなぁ~と。
なんにせよ、お子さんが安心して、のびのび通えるスクールが見つかるといいですね!^^