
不登校は子供も苦しいけれど、親も苦しいですよね。
とくに、人間関係が今までのようにいかなくなると思います。
我が家は、子供4人とも不登校(園)なのですが、最初に小2の息子が不登校になったときは、なんとも言えない孤独感を味わったものです。
夫も先生も、理解しようとしてくれない。
周りの目が気になるし、なんだか今までフツーに話していたご近所さんの目も避けたくなってくる。
「なんで○○くん学校に来ないの?なにかあった?」と聞かれるのが苦痛。
みんなは、私と子供のことをどう思ってるのかな?
変な噂でも立っていたらどうしよう・・・
・・・こんな風に思っていました><;
みんなの「当たり前」から外れてしまった私たち親子は、もう孤立するしか道がないようにも思えました。
だけど!
今の私は、「孤独じゃない」です。
むしろ、「子供が不登校でよかったなぁ~」と思えるようなくらい、素晴らしい仲間もいるし、毎日をエンジョイしています♪
どうしてそうなれたのか?
書いていきますので、「もう孤独感を味わいたくない!」って人は、最後まで読んでいただければと思います^^
子供が不登校だと親も孤立!?人間関係で悩まずエンジョイするための処方箋
私が、疎外感や孤独感から立ち直れたきっかけは・・・
近所のフリースクール(私が行ったのはサドベリースクール)に行ったことでした。
「学校に行かない」を肯定してくれる場所へ!「不登校でもOK!」と吹っ切れたら世界が変わった
サドベリースクールは、「一人ひとりの自主性とやりたいことを尊重」する方針でした。
なので、息子の「学校に行きたくない」という意思すら肯定してくれました。
「それでいいんじゃない?」「自分の想うことが大事だよ」と、まるでそれが当たり前のように。
それが、私の心をスーッと軽くしてくれました。
息子は病気でもなんでもない。
不登校は、ただの意思表示。
息子は息子のままでいい。
サドベリースクールは、そういう場所でした。
無理に学校に戻そうとも思ってないので、息子のことをなんとか改善させよう、という登校圧力は一切ありません。
子供のみならず、親の私の居場所もできたような気がしました。
実際、息子が入学してからは、同じサドベリースクールに通う子供のママと仲良くなり、学校の先生への愚痴とか(笑)、つらかった体験を話すようになりました。
今まで「誰にもわかってもらえない!」と思っていたことを、わかってくれる相手ができたんです。
辛い記憶を共有できた分、親ぼくも一気に深まり、この歳で親友ができました。(相手もそう思ってくれてたらいいな♪)
私は、「不登校を肯定してくれる場所」に行ったおかげで、孤独感から脱出することができました。
ご近所・ママ友は気にしない。やることやって、こちらからフツーに接する
子供が不登校になってから、ご近所や、学校つながりのママ友と接するときに気をつけていたことがあります。
それは、「堂々とする」です(笑)
不幸そうな顔をしていたら、相手にも気を使わせてしまいます。
「こうした方がいいんじゃない?」「ああすればいいんじゃない?」と、何も知らないくせにズカズカとおせっかいなアドバイスを言ってきたりすることもあるので、自分もつらくなってしまいます。
なので、「うちの子、学校に行ってないけど何か?」くらいの気持ちで、外を出歩いたり、人にあいさつしていたりしました。
「●●くん、学校に行ってないって聞いたけど・・・」
と、心配そうに話かけられれば、
「こういう理由で行かなくなったよ。(世間体があるので学校は批判せず、一応子供のほうに問題があるような言い方をする)」
「それで、今はフリースクールに通ってるんだけど、毎日そっちの方が楽しいみたいだから、それでいっか~って思ってるんだ!」
と、明るい感じで締めくくります。
そうすると相手は何も言えることないので、「そうね。それでいいんじゃない?」で話は終わります。
母親が悩んでない。
子供も元気。
それだと周りは、子供の不登校を気にしないでいてくれます。
まぁ、キチガイだと距離を置かれてるのかもしれないけど(汗)、それはそれでいいと私は思ってます。
とはいえ。
町内会のこととかも、ちゃんとやりますよ!
小学生の子供がいると、町内で学校関連の役員が回ってくるのですが、そこもちゃんと参加します。
「うちの子、学校行ってないんで~」みたいなことは言いません。
やることはやる。ですから。
今年は、子供会の役員やることになりました。
一番大変な役割らしくて、やりたい人がいなかったんだけど、そこをあえてやりました。
恩を売る・・ってわけじゃないけど(笑)、みんながやりたがらないことをやったりして、好感度よくしとけば、村八分にされることもない。と思ってます。
ご近所のお母さんには、ちょっと感謝されたりしました。
やることやって、自分から周りを避けず、ちゃーんと参加すれば、「近所で孤立」なんてことはないです!
ご近所づきあい、井戸端会議がなくなれば時間の自由が!好きなことに全力を注ぐ
うちの子供たちが不登校(園)になったことで、私は以前より人と話す機会が減りました。
「あ!今日も私、家族以外と話してない・・・」
なんて日がほとんど(笑)
前は、子供を幼稚園バスに乗せた帰りに、同じバス停のママ友とおしゃべりしたり。
参観日のあとにランチとかしてましたけど、そういうのが全くなくなったんですね。
たま~に、仲の良い人からお誘いをもらったり、ネットでつながった友達とスカイプで話したりしてますけど。
それでも、人と会ったり、話したりする時間はめちゃくちゃ減りました。
以前は、そういう生活になった終わりだ!と思っていました。
がっ!!
・・・今、楽しい!!
人間関係に割く時間が減ったことで、自分のやりたいことに時間を割けるようになりました。
家事をさっさと終わらせて、本を読んだり。ブログを書いたり。お散歩したり。
前はもっと慌ただしかった。
「わ~!●●さんと話してたらこんな時間!急いでお掃除して洗濯物干さなきゃ!」
ってなることが多かった。
今は、「しゃべりすぎて予想外に時間をとられる」こともないし、自分でコントロールできる時間が増えましたね。
別に聞きたくもない話聞いて、うんうん頷いたり、にこにこして顔の筋肉が固まることもないし(笑)
前よりずーっと、一日が充実しているように感じます。
子供が不登校になったことで、いらない人間関係は整理されて、生きるのがラクになったなぁ~と思います^^
【結論】誰とでもうまくやる必要なんてない!人間関係変えて、このさい楽しく生きよう♪
子供が不登校になると、「みんなの当たり前」から外れてしまったようで、孤立したように感じると思います。
私たち人間は、「群れる本能」を持っています。
そのため、みんなと違う行動をとることには恐怖を感じて当たり前なんですね。
だけど、世界は広いです。
あなたが今、このブログを読んでくれているように、不登校を経験しているママさんは世の中にたくさんいます。
私が出会ったサドベリースクールのように、不登校を肯定してくれる場所もあります。
今いる場所で、孤立してしまっていると感じるのであれば、わかりあえる人のところに行けばいいんです。
すべての人間とうまくやる・・・なんて、無理ですから(笑)
子供が不登校になったことを”いいきっかけ”として、人間関係を作り直しちゃいましょう♪
そしたらきっと、今感じている孤独感、みんなに責められている感覚というのは、なくなるはずですよ~