
次男の「学校に行きたくない」に、かなり悩んでいた私。
親としてどうすればいいの?と悩み、それまで以上に子育て本を読み漁ったり、子育て講座を受けてみたり、占いなんかも頼ったりしました。
・・・藁にもすがる思いだったんです。
ネットで見つけたセラピストさんにも相談。
「うちの子、昔から空気の読めない子で。
友達と合わせて遊ぶことができず、『自分のやりたいことだけやりたい』っていう理由で、孤独になって、学校に行きたくないって言うんです。
どうすればいいですか?」
このときの私はまだ、なんとかして次男のことを「周りとなじめる子」にしようと必死でした。
セラピストに相談したのも、次男のことをヒーリングしてもらって、【落ち着きのある、調和性のある子】にしたいと思っていたからです。
できることなら「どんな人とでも仲良くできる子」の方がいいじゃないですか。
次男の「自分のやりたいことだけをやる」という姿勢は素晴らしいけれど、この世界で生きていく上では認められないことだと思っていたんです。
このままでは、次男は孤独な人生を歩むことになってしまう・・・
私は怖かった。。。
しかし、セラピストさんから返ってきた言葉は意外なものでした。
「その年齢で、自分を貫きとおせるなんてすごいことよ!
そういう子は、学校じゃなくて、サドベリースクールに通ったらいいんじゃない?」
さどべりーすくーる???
なにそれ??
私は、初めて聞く単語にハテナが浮かびました。
「サドベリースクールは、フリースクールの一種よ。
普通のフリースクールは、学校にいけない子を学校に戻そうとするんだけど、サドベリースクールは違うの。
授業や時間割りもないし、自由に好きなことをやる学校で。
私のお客さんにも、不登校の子供がいるんだけど、その子が通ってるよ。」
この話を聞いたとき、「まさに次男にピッタリだ!」と思いました。
調べてみると、サドベリースクールは我が家の通える範囲にありました。
「うちの近くに、こんな学校があったなんて!!!」
つい1年前に引っ越してきたこともあり、何か運命みたいなものを感じました。]
すぐにサドベリースクールのHPから、「見学したい」と連絡。
6月下旬に、訪問することになりました。
このとき、次男が「学校に行きたくない」と言い出してから約1か月。
「学校に行く」以外の選択肢が生まれた瞬間でした。
(つづく)
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