
子供の不登校で悩んでいるのに、旦那は無関心だと、精神的にきついですよね。
私も小2の次男が不登校気味で悩んでいたとき、
「子供に声をかけたり、現状を変えるために何かしてくれてもいいのに・・・」
って思ってました。
どうしてこの人はこんなに役に立たないの!?
子供のことは夫婦の問題なのに、いつも逃げる!!
旦那に怒りがこみあげてきたし、不登校で一緒に悩んでくれる人がいないことが、さびしくて不安でたまらなかったです。
そんな状態で、私はどうしたのか?
我が家なりの解決策を書いていきますので、参考になれば幸いです^^
子供の不登校に夫が無関心・非協力的!そんなときはどうしたらいい?
我が家の場合、夫は不登校だからといって無関心なのではなく、これまでの子育て全般において非協力的で無関心でした。
イクメンからは程遠い・・・orz
子供の気持ちなんて考えないで、自分の気分だけで子供を叱り飛ばす人だし、
「父親として何ができるか?」を考えている様子は少しもありませんでした。
うちは子供4人いますけど、彼は一度も夜泣きにつきあったことありません^^;
授業参観も入学式も来たことありません。
なので、私の中で彼は完全戦力外(笑)
逆に、「なんで他のお父さんみたいにしてくれないの?」というと、喧嘩になりますww
10年におよぶ結婚生活の中で、『あきらめることが最善策だ』と学びました。
なので、子供の不登校については、こんな風に対処しました。
協力は請わない。アテにしない。
子供の様子について話をしても、旦那はとくに動く雰囲気はありませんでした。
「次男がこういう理由で学校に行きたくないって言ってるんだけど、どう思う?」
と、意見を聞いたりしたことはあります。
次男の性格に近いのは、私より夫の方だと思ったので。
幸い、次男が不登校になる理由については、理解がありました。
「気持ちはわかる」と。
しかし、そこからどうするか?については考える様子はありませんでした。
学校の先生に相談したり、学校に行かない選択肢について検討したりするのは、全部私がやりました。
できれば、学校と話すときは一緒にいてほしかったんですが・・・^^;
そういうのはできない(やらない)人だとわかっていたので、あきらめてはいましたが、一応「一緒に行ってくれたらうれしいなぁ~」と声はかけました。
まぁ、いつもどおり「仕事だから」とか「めんどくさそうな素振り」っていう返事が返ってきましたね。
私自身も、夫が非協力的なことにいちいち腹を立てて無駄なエネルギーを消費したくなかったので、
「ああそう、私がやっとくからいいよ」
って言ってました。
一応、情報は共有しておく。
アテにならない人間ではあるけれど、父親ではあるので(笑)
子供の話は逐一、耳に入れていました。
「今日はこの人から、こういうアドバイスをもらったよ~」
「今度、このフリースクールに見学に行ってみることになったよ~」
という話は、夫にしていましたね。
とはいえ、二人きりの時間を作って話すとかじゃなくて、仕事から帰ってご飯を食べてるときとかに、手短に報告するようにしていました。
すぐブスッとした顔になるので、そうなったら話はおしまい。
こっちからしてみれば、「自分の子供なのにどれだけ興味がないんだよ!」と腹立たしいところでしたが(笑)
夫は別の話題に切り替えてくるので、「もうこの話はしたくないのね」とあっさり引くように気をつけていましたね~
とりあえず、情報だけは入れておくように心がけました。
決断は自分(母親)が。「こうしたから」と事後報告
うちの子は結局、近所のサドベリースクールに通うことになったのですが、その決断は私がしました。
正確にいうと、子供が「ここに通う」と決め、私が承諾したという形です。
夫に「通ってもいいか?」の相談はしませんでした(笑)
「ここに通うことになったから」と事後報告です。
まぁ、体験入学をしていたことも話していたので、『寝耳に水』というわけではなかったはずですけど。
子育てに無関心で来た夫ですから、この判断は別に仰がなくていいなぁ~と思ったんですよね。
子供のことは私の方が見てきた自信があるし、夫から何か提案があったわけでもないので。
子供と私で、「今後どうするか?」は決めました。
意見を言ってきても納得できない理由ならシャットアウト
子育てに無関心な旦那でしたが、さすがに「学校に行かずにサドベリースクールに通う」と決めたときは、反対してきました。
「周りからどう思われるのかわかってんのか?」と。
予想していた意見だったし、私としては、
「子供のことより世間体が心配なわけ・・・?」
とあきれてしまったので(笑)、聞き入れませんでした。
しかし、夫の懸念事項もわかるので、私はこう言いました。
「なにか言われたら、『うちの嫁はキチガイだから』って言っとけばいいよ。全部私のせいにすればいい。」
「人付き合いが上手いあなたには、近所づきあいを任せるよ。」
そしたら、夫は何も言わなくなりましたね。
夫いわく、「この女は何を言っても聞かね~」ってあきらめてくれたらしいですけど(笑)
【結論】無関心な夫は無視。むしろ口うるさいやつがいなくてよかったと思おう
子育てで問題が発生したとき、本来ならば夫婦二人で乗り超えるのが理想です。
しかし、できない相手に求めてもしょうがない!
私は結婚してから10年目まではずっと、夫婦で問題を分かち合えないことに苦しんできました。
肩にのった荷物を半分こして、寄り添って歩いていくのが理想だった。
「どうすれば理想の夫婦になれるのか?」
そう思い、いろんな本やカウンセラーさんに相談したりしたけど、結果わかったことは・・・
『旦那という人は変えられない。どうしようもない。』ということ。
あきらめるしか選択肢がないことがわかりました^^;
そして、自分自身も、「いい妻」「いい母親」を目指す必要がないことがわかりました。
真理としては、【妻が好き勝手して笑顔でいれば、旦那さんも幸せ】なのよね。
だから、「どうしたら私(妻)がご機嫌でいられるか?」を突き詰めた方が、家は栄えるんです!(と、思っとこww)
ちょっと話がそれたけど、「旦那が無関心」ってことはある意味すばらしいことだったりします。
だって、「夫が不登校を理解してくれない!子供を叱る!妻を責める!」と悩んでいるご家庭もあるのですから。
「何も言ってこない・何もしない」っていう旦那さんの方が、マシな気がしませんか?(笑)
私はそう思うので、うちの旦那はこれでよかったなぁ~と思ってます。
頼りないけどね・・・(笑)
ってなわけで!
旦那さんが不登校について関心がない・何もしてくれないのであれば、それはもう放っておきましょう。
腹立たしい気持ちはよーくわかりますが、期待しても無駄です。
旦那さんは無視して、子供さんと母親だけで、道を探っていった方がいいです。
私のおすすめは、『不登校を肯定してくれる場所に足を運ぶ』ことですね。
私は、サドベリースクールに見学に行ったことで、今までの「学校に行かせなくちゃ!」っていう焦りがなくなりました。
息子も、そこに行ったら安心したみたいですね。
出ていた身体症状もなくなりましたし。
旦那さん不在で(笑)、いろんな可能性を探ってみてくださいね!
追記:その後・・・旦那は不登校を肯定する立場に!
この記事を書いた当時、夫は無理解で無協力でした。
しかし・・・
半年もたつと、「あのときのあんた(妻の私)の選択は、間違ってなかったと思う」と、理解を示すようになりました。
子供がイキイキしたこと。
家庭が明るくなったこと。
それを感じたようです。
また、夫の職場には同じように不登校で悩んでいる人がいて、その人の不登校への対処法・・・「子供の心身に異常が出てるのに無理にでも学校に行かせようとする」を客観的に見て、その選択はないだろうと思ったそうです(;’∀’)
そんなわけで!
当時は夫を無視して(笑)、不登校ライフをスタートした感じでしたが、時がたつとともに理解が得られました。
今となっては、子供たちが通うフリースクールのために転居まで実行してくれたくらい、協力的な夫になりました!
不登校でもなんてことない!と身を持って知ったら、協力的でない旦那さんも、理解を示すようになるのかもしれませんね・・・