不登校おすすめ本

子供の「学校に行きたくない!」に悩んでいたときに読んで救われた本を紹介します。

「親としてどんな対応をとればいいの?」

「このまま学校に行かなくなっても大丈夫?」

「学校に行く以外にはどんな選択肢があるの?」

などなど、気にあることが解決していった本たちですので、ぜひ参考にされてください^^

不登校におすすめの本!心が軽くなった厳選4冊を紹介

私が実際に読んで、「この本に出合えてよかった!」と思った本は、以下の5冊です↓

  • 明るい不登校
  • 見守るだけで子供は育つ
  • 小さな天才の育て方~小・中・高に通わず大学へ行った話
  • 子どもはなぜ学校に行くのか

明るい不登校(奥地圭子)


この本は、子供の不登校に猛反対していた父(じいじ)がおすすめしてくれた本です。

頭の固い頑固おやじの価値観すらひっくり返してしまうほど(笑)、この本は不登校を肯定してくれます。

子供の「学校に行きたくない」を尊重することの大事さ。

それを、フリースクール開講35年の経験から説いてくれています。

また、不登校の子供たちの進路や就職についての体験談も豊富で、親の不安を払拭してくれる良書でした。

「不登校は悪いことなんじゃないか?」「無理にでも学校に行かせた方がいいんじゃないか?」と悩んでいるのであれば、この本を一読されることをお勧めします。

価値観が変わります!

本の詳細はこちら↓

明るい不登校: 創造性は「学校」外でひらく (NHK出版新書)

見守るだけで、子どもは育つ(奥平亜美衣)


この本は、「うちの子はどうやって育てていけばいいのか?」と悩んでいるときに出合った本です。

「学校行きたくない!」という言葉が子供から出たとき、私の子育てが悪かったんだと思い、子育ての本を読んだ・・・という流れでした。

  • 親ができることって何なのか?
  • 何が子供にとっての幸せなのか?
  • 「子育てがつらい」を喜びに変えるには?

そういったことが書かれていて、まぁ、内容は一般常識とはかけ離れた新しい価値観だったのですが、スーッと納得ができました。

この本に出合わなければ、私はずっと自分の子供を、「思い通りにコントロール」しようとしていたと思います。

自分の誤った考えに気付きを与えてくれました。

この本がなかったら、子供の不登校を認めることはできなかったでしょう。

それくらい、私にとっては人生を変えるキッカケになった本です。

本の詳細はこちら↓

見守るだけで、子どもは育つ 世界にひとつだけの才能を開花させる引き寄せの魔法

小さな天才の育て方・育ち方(吉田晃子・星山海琳)

この本の著者は、不登校というカテゴリーにおいて、ちょっと有名人。

学校教育とは違った子育てを広めるために活動されている方たちで、オヤトコ発信所というHPもされています。

私はこの本に出合うまで知らなかったんですが、「学校に行く」以外の道を知りたくて読んだ本でした。

この本の良かったところは、「学校に行かない」と選択した子供本人の気持ちが書かれていたこと。

  • 学校のどんなところに違和感を感じたのか?
  • 学力はどうやってつけたのか?
  • 学校に行かなかったことで、周りから差別されたりすることはなかったのか?

リアルな体験談と率直な意見が書かれていたので、とても参考になりました。

「学校に行かない」を実行したお母さまの決意や信念もつづられており、勇気をもらった一冊でした。

本の詳細はこちら↓

小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話

子どもはなぜ学校に行くのか

精神科医として不登校の子供たちを長年見てきた、渡辺位(わたなべただし)さんの本です。

20年以上前の本ですが、「子供たちにとって“本当に”よい環境とは何なのか?」について、熱弁されています。

この本では、不登校の子供を全肯定してくれています。

「学校に行きたくない」と感じるのは人間として当たり前のことだし、学校教育の方が狂っている・・・と。

学校のことを『人間牧場』と呼んだりと、過激な発言はあるのですが(笑)、

渡辺さん自身も最初は、「不登校=病気」として見ていたそうです。

けれど、純粋に不登校の子供たちの話を聞いたり、学校というシステムを客観的な視点で見たときに、「おかしいぞ・・・?」と気づいたことが書かれています。

親としても、「子供にとってどんな環境を作ることが大事なのか?」を非常に考えさせられる本です。

サドベリースクールを検討していなくても、一読されることをお勧めします。

「はい、お薬出しておきますね~」なんて、子供の気持ちを考えもしない精神科医さんが多いみたいですが、

渡辺さんのように、一心に子供のことを考えてくれる精神科医さんの意見は貴重だと思います。

本の詳細はこちら↓

子どもはなぜ学校に行くのか―子育ては「個育ち」

不登校について知識を得れば、悩みは小さくなる

りんごにっこり

子供が「学校に行きたくない」という。

それは、親にとってとても深刻で、どうしたらよいのかわからなくて。

途方に暮れてしまう問題だと思います。

実際、我が家もそうでした。

こういうときって、優しくした方がいいの?

厳しくした方がいいの?

このまま学校に行かないっていうことになったら、この子の将来どうなるんだろう・・・

わからないこと・不安なことがたくさん出てくると思います。

だけど、悩みすぎないでほしい。

親の悩む姿をみると、子どもは無理にでも頑張ろうとします。

「学校に行きたくない」の言葉が出るまでには、膨大なストレスがあって、やっとのことで意思表示できたことなのに、親を悲しませたくないからと引っ込めて無理をします。

今、我が家の子供は4人とも不登校ですが、私はちっとも悩んでいません。

不登校は、正しい知識があれば、悩むほどのものではないです。

世間では、「不登校=人生オワタ」という図式がありますが、そんなことはない。

世間のイメージに流されず、不登校の知識を得るようにしてみてくださいね^^

そしたらきっと、「今の心配は杞憂だった」と、笑える日がくるはずですよ~