
校長室での話合いで、私のメンタルはけっこうやられていました。
- 「学校に行かなくてもいい」と次男の不登校を認めるということ
- サドベリースクールに通わせるということ
これらがこんなにも、他人から「常識外れの目」で見られるのか・・・?
ある程度の非難は想像していたけれども、実際に非難されてみると、精神的にきついものがありました。
学校の校長先生もああ思っていたし、ご近所さんからも同じような目で見られるのだろうか?
「あそこの奥さん、キチガイね」とか思われるのだろうか?
せっかく買った持ち家で、ご近所さんとは仲良くしたいと思っていたけれど・・・
嫌われたらどうしよう。
「みんなと違う道を進む」って、怖いっ・・・!!
「次男はサドベリースクールに通うのが一番いい」と頭ではわかっているものの、常識とは別の選択をすることが、たまらなく心細くて。
自分の選択に自信が持てなくて。
不安で押しつぶされそうになりました。
夏休み中も、学校からの連絡はありました。
「またお話できませんか?」
校長先生から。
また精神的にきつい「尋問」を受けるのかと思うと、胃がギュッと痛くなりました。
別に学校と喧嘩をしたいわけではない。
ただ、うちの子が一番輝く道を選択したいだけ。
そっとしておいてほしい。。。
正直に言えばそんな気持ちでした。
だけど、逃げることはできません。
ここで私が折れてしまったら、次男はまた暗い顔をして学校に行かなければならないのです。
授業中にノートをちぎって食べたり、一日中、口に何かを入れていなければならないほど、ストレスまみれの毎日を送らなければならなくなるのです。
私は「変わる」と決めたじゃないか。
8歳の子供が、必死に「自分というものが消されないように」一人で戦ってきた。
今度は私が戦う番だ。
もう、「人の顔色を伺って、みんなに合わせて、自分を守る」のはやめよう。
私は、クレイジーでキチガイな母親でいい。
今度こそ矢面に立って、子供を守ろう。。。
そう決心しました。
そして夏休みの最後に臨んだ、校長との面談--
このときは、教育委員会の人も来ていて、主に「サドベリースクールとはなんぞや?」という話でした。
サドベリースクールのスタッフさんにも同行していただき、その理念を語ってもらいました。
まぁ、結果はやはり、「小学校としてはサドベリースクールを認められない」でしたが・・・(笑)
私としては、決心が揺るがず、「たとえ小学校に認めてもらえなくてもいーや」と吹っ切れたことが大きな収穫でした。
こうして2学期から、次男は不登校デビューして、サドベリースクールに通うことになりました。
(つづく)
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